アイスランドの旅: 自然と冒険の記憶の巻 滝編

Travel Abroad

ローマからフィレンツェを抜けてピサに向かったイタリアの旅から1ヶ月半ほど経った22年2月、アイスランドに向かいました。アイスランドは欧州20カ国以上を周った中で、最も記憶に残る国になりました。

アイスランドは、人類が自然に許された範囲で細々と暮らしているという表現にふさわしい国です。天候も予想がつかず、そして目まぐるしく変わります。当初は「この厳しい土地に人間がどのように暮らしているんだろう」それを見れるだけで満足して帰るはずでした。

ところがアイスランドへの思いは、この島の東部にあるヴァトナヨークトル氷河にあるアイスケイブという存在を知って良くも悪くも大転換を迎えます。このアイスケイブに魅了されて、どうにか見ねばと半ば取り憑かれるようになっていました。しかしそう簡単にはいかないのです。

(↑)アイスケイブのあるヴァトナヨークトル氷河へは首都レイキャビクから車で5時間ほどの距離です。しかしこのグーグルの示す時間通りに着くことはほとんどないと思います。

とにかくこのアイスランドや欧州北部の自然は本当に気まぐれでノーザンライト(オーロラ)が良い例ですが、いくつもの気候条件が重なる必要があります。このアイスケイブの場合、まず夏は入れず冬しか入れません。この冬限定というのに本当に泣かされます。洞窟内の崩落の危険性やそこに行くまでの旅路の危険があるため、天候は穏やかでないと辿り着けないのです。アイスランドの冬は天候が荒れている日がかなり多いので、肌感覚で20−30%のクジを引くような感じでしょうか。

アイスランドに地理的に近い英国から首都レイキャビクへのフライトでも値段は結構かかります。往復で1人600ポンドは必要です。20−30%のクジを引くのに結構かかるんです。

アイスケイブを断念せざるを得ない場合でも、そのアイスケーブに行くまでの経路に入っていたり、個別ツアーを組むことで、下記のようなアクティビティーを楽しめます。私は以下の順におすすめします。アイスケイブのツアーでは1,2,3,4,7が入っていることが多いです。

  1. アイスランドの滝を見に行く
    滝はたくさんあるのですが、おすすめは 
    セリャラントスフォス Seljalandsfoss
    スコゥガフォス  Skógafoss
  2. 氷河の中をトレッキングする
    Sólheimajökull という場所です。
  3. 流氷を見に行く
    Diamond Beachという場所です。
  4. 黒の砂地のビーチ ブラックサンドビーチに行く
    Reynisfjara Black Sand Beach という場所です。
  5. 温泉に入る
    特に有名な温泉は2つ。Blue LagoonとSky Lagoonです。一般的にはBlue Lagoonの方が人気があるようですが、私はSky Lagoonの方が気に入りました。
  6. 噴水泉を見に行く
    Golden Circleという場所です。
  7. ノーザンライトを見に行く
    私は何回かオーロラ旅行しましたが、フィンランドとアイスランドで見れています。私の実感ではアイスランドよりフィンランドの方が確率が高く、強めのオーラーに出会える感じがします。もちろんカナダのイエローナイフに行くのが一番早いです。

私がお勧めする1〜3を紹介させてください。
1. アイスランドの滝を見に行く
セリャラントスフォスSeljalandsfoss の場所には正確には2つの大きな滝が隣接しています。1つの方の滝は滝壺の中まで入っていけます。冬季に入ると凍っているので、圧巻です。滝壺の中に入るのに水流の中を軽く歩いて入ります。足元は長めの防水靴でないと靴の中が水に浸かることになるので注意です。上着も防水のレインジャケットの方が良いです。上から流れる滝の水飛沫で濡れます。

(↑)時期によっては完全に凍っている時期もあるのでしょうか。私が訪れたのは3月でしたが、まだ水が流れ落ちてきていました。

スコゥガフォス Skógafossの方はセリャラントスフォスSeljalandsfossの滝から東に車で30−40分もかからないところにあります。車を駐車して、そこから歩いて近づいていけるタイプの滝です。非常に高低差のある滝です。下から眺めても、上から眺めても絶景です。こちらは滝壺の中には入れません。

スコゥガフォス  Skógafoss (下から)
スコゥガフォス  Skógafoss (下から)
うまく快晴にあたれば虹と一緒に写真に収めることができます。
スコゥガフォス  Skógafoss (上から)
アイスランドは、特に冬季は快晴に当たるのが難しいですが、快晴の日に陽の光が雪肌に当たると本当に美しい。

(後編に続く)