コッツウォルズに行ってきたの巻 前編

ロンドン生活

英国一綺麗な街と言われるバイブリーを目指してコッツウォルズへ。今回は奥さんの希望でもあったマナーハウスにも泊まってみようということにイギリス南部の街ライ(Rye)も英国一美しいと言われていたような気もしましたが、こういうのは「あるある」なのです。マナーハウスは元は貴族などの邸宅を一般に泊まれるように改築したもので、ドレスコードがあったり、小さい子供の家族は泊まれないところもあり、少し格式高くなっています。邸宅に泊まれるってのが醍醐味。私は訳あって、蝶ネクタイとカフスまで持って行きました。ここまできたら気合い入っているのです。

コッツウォルズはロンドンから車で2−3時間の距離。高速道路も使いますが、日本と違い無料なのでETCとかそういう装備は不要です。日本ほどガソリンスタンドがないので、私はタンクの半分まで減ったら入れておく主義。

今回、2泊3日で余裕を持っての旅。チッピングカムデン、ブロードウェイタウン、バイブリー、バーフォード、ボートオンザウォーターと(コッツウォルズではありませんが)イギリス西部のバースにも寄って帰ってくるルートを取りました。

コッツウォルズは、観光バスのツアーや電車で行くこともできます。しかし可能であれば、レンタルで車を借りて行くのがおすすめされます。観光ツアーは自由ではありませんし、電車で行くと、街と街の移動が厳しいです。また街と街の移動で通る道も町巡りと同じくらい楽しい。一面のひまわり畑や高台から綺麗な景色が見えたりするので、車止めて風景楽しむのも、これがまた良いのです!

ということでロンドンから運転すること車で3時間ほど。ラウンドアバウト地獄をどうにかやりこなして、ようやく最初のチッピングカムデンに着きました。

チッピングカムデンは羊毛が盛んな地域。
この日も羊毛をおそらく乾かす作業をしていました。

コッツウォルズをどう観光しようかネットで調べていると、おそらく気づくことがあると思います。おすすめの街はたくさん出てくるのですが街のどこが観光スポットになっているとか、ここが見所なんだっというようなものはコッツウォルズにはないのです。これは行ってみると分かります。確かにシェイクスピアの生家などの一部の例外はあるのですが、街全体をぷらぷら、まったりと散歩して楽しむところなので、この村では特にこれを見るべし!というようなものはないのです。

チッピングカムデンの近くには、キフツコートガーデンという庭園があります。素晴らしい庭園です。ここはネットではあまり出てこないかもしれませんが、ぜひ行ってください。代々一家で継いでいる庭園で、英国といえは庭園!というのに加えて、この家族のプライドを感じる。1人8ポンドくらいだったはずです。私たちはこの庭園を堪能しすぎて、チッピングカムデンで3−4時間を費やすことになりました。最初の街でスケジュールが崩壊〜

街と街の間はこんな道がずっと続きます。広大な牧草地。たまに一面のひまわり畑になったりするのです。次に向かった先はブロードウェイタウン。ここも綺麗な街ではありますが、観光地として発展してしまっているので素朴な感じが少しなくなってしまっているのが、勿体無く感じるところ。街中にある訳ではありませんが、ブロードウェイタワーが有名です。

綺麗なのですが、道なんかも舗装されてしまっていて少し軽井沢に近い雰囲気が出ています。ここでは店構えがおしゃれなチョコレートだけ買っておきました。
英国のソフトにしては美味しい。
ブロードウェイタワーは中に登れます。駐車場とセットでネット予約すると安くなります。私たちは知らなかったので定額でした。入場料9ポンド、駐車場3ポンド。

この日最後に向かったのは、今回のメインでもあるバイブリーです。そうです、ここが英国一美しいと言われた村なのです。ここに有名なスワンホテルがあります。町の中で唯一のホテルです。バイブリーの朝一の雰囲気を味わいたければぜひ、このホテルへ。内装など昔の様式を残しているので非常に趣のあるホテルになっています、ホテルの方も気さくで素晴らしかった👍

ロンドンと同じ時間が流れているとは思えないほど、ゆったりした雰囲気の村です。幻想的な村でファンタジーの中にでいかにも出てきそうな感じ。
有名はスワンホテル。目の前に宿泊者用の庭とそしてトラウト(鱒)の養殖池が併設されてます。
天蓋のあるベットは初めてっす。部屋は趣があるけど古めです。そしてわざとというか、英国っぽいというか部屋の照明が暗め。
基本、部屋の装備は古いんですが、バスはジャクジー付き。
ディナーを食べるレストラン。

明日はバイブリーの朝から。