銀行口座、証券口座、クレジットカードの整理の巻き!!面倒くさい手続きを超えた先に何かある?

海外赴任準備

自分の持っている銀行口座の中には、「海外行くなら解約してください!」という銀行もあって「えー!!!!!」ということに。これまで頑張ってこの口座に貯めてきたのにーという程でもないけれども、「全額下ろして他行に言ってください」と言われる訳で結構びっくりというか、なんだろう、面倒臭い。

海外駐在者の割合は、日本の全就労者の約0.42%、海外で暮らしている人の割合は全人口の約0.7%の割合のようなので、100人に1人もいないというマイナー集団に入ります。なのでこういう超マイナーな人に対応しているとコストもかかるし、やっておりませんということなのでしょう。私のいく英国は海外駐在国の中でも3.27%なので300人に1人ということのようですね。

海外赴任者の国別順位。中国多いな…。分布をみる限り製造業会社の赴任者が多いのだろうと推測できる

銀行口座の場合

「解約してください」の銀行が多い中で、それでも海外赴任者用の対応をしている銀行はやっぱりメガバンクで、私の場合は三菱UFJ銀行のグローバルダイレクトを利用することにしました。特にサービスを比べた訳ではなくてメインバンクだったという理由だけです。三菱UFJ銀行の口座から安心して海外の口座に海外から送金できれば何でも構わないという考え方。

実際のところ、今はどこの銀行でもネットバンキングのサービスを提供しているのだから、ネットが使える場所であればその銀行口座から海外の口座に適宜送金できるので、何も問題ないのでは?と思う訳ですが、それはその通りだと思います。

おそらく、銀行側に何も知らせずに海外に出てしまう人も結構いるんではないかと思います。銀行も郵便物が日本のその住所に届かないということでしか事実を把握できないので、ほとんど気づけないと思います。最低でも1年は、郵便転送されて実家にでも郵送されてしまうだろうから、なおさら分からないのではないかと。家の近くの三菱UFJ銀行でこのサービスを申し込む時に「手際悪くてすいません、なんせ1年に1人いるかどうかなもので慣れていないんですよ」という感じだったので、「うんこれは、皆やってないな」と思ったのでした。

なお、三菱UFJ銀行のグローバル口座を登録することによる安心感のアップは、「海外からの入出金指示に関して万全のセキュリティーを得られる」だけだと思います。小さな電卓のような機械を使うことになるのですが、この機械の故障や電池切れなどが海外で起こった時に、いつでも親切にサポート対応してくれることになります。これが大きいと思うかどうかは人次第ですね。料金は300円/月です。

私の場合は、銀行の預金は生活の根幹なので、とにかく安全にきっちりやっていこうというスタンスで対応しました。

証券口座の場合

証券口座は、海外赴任の期間は一時的にサービス停止をする必要がある場合がほとんどだと思います。赴任中はこれまでの購入分(残高)などは維持できるけれども、新規の購入・売却はできなくなります。NISAも同じです。これまでの分は維持できるけれども新規の取引はできないのです。

クレジットカードの場合

クレジットカードは住所を実家などに変更します。現存のカードの失効期限が来て、新規カードが来る場合に実家などにすれば、日本に戻った時に拾うことができるからです。