アイスランドの旅: 自然と冒険の記憶の巻 氷河トレッキング編

Travel Abroad

2. 氷河の中をトレッキングする
私達が向かった先はSólheimajökull という場所です。ガイドがバンを駐車場に停めて、そこから歩いて向かいます。氷河の入り口までの道は、氷点下の世界ですが、光の世界でもあります。光を反射する雪肌は風に削られて滑らかな曲線を描いています。

流氷が見えてきました。氷河の入り口まで迫っています。氷河トレッキングのツアーは2種あり、1つはこの入り口まで歩いてそこで氷河を見て戻ってくる簡易ツアー。もう1つはこの氷河の中に入り込んでいく本格的なものです。私は1回目は簡易なものに、2回目に来た時には本格的なものに参加しました。体力があれば本格的なものに参加するのをおすすめします。ただ晴れている日であれば簡易ツアーでも十分に氷河の美しさを体感できると思います。私は2回目に本格的なものに参加しましたが、この時にはやや天候は荒れていたので、1回目のような優しい氷河から、だいぶ手厳しい氷河まで、2つの顔をみることになりました。

(↑)氷河が突き出しているように見えますが、逆で侵食されています。氷河はだんだんと段々と後退しているようです。

氷河の中に入っていきます。ここから下の写真は私達が2回目に訪れた時で、太陽が雲で隠れ、氷河が一転して厳しい顔つきをしています。

(↑)ここからこの氷河の上に登っていきます。
(↑)折り重なったように見える氷壁。この氷壁と氷壁の間は深い谷になっています。クレパスに落ちると命の危険があるため、ガイドの踏み固めたパス以外には足を踏み入れないように指示を受けます。また10分おきに人数確認するというのが、このツアーの特徴でもあります。
(↑)氷の波
(↑)「氷山の一角」の本物を目にします。氷山の周りを雪が覆い隠しているので、下にどの程度深いのは検討もつかないのです。
(↑)氷河の上はこのような平地のようになっています。
(↑)氷河の上はから入ってきた入り口(駐車場の方)をみるとこんな景色が広がっています。