2. 氷河の中をトレッキングする
私達が向かった先はSólheimajökull という場所です。ガイドがバンを駐車場に停めて、そこから歩いて向かいます。氷河の入り口までの道は、氷点下の世界ですが、光の世界でもあります。光を反射する雪肌は風に削られて滑らかな曲線を描いています。
流氷が見えてきました。氷河の入り口まで迫っています。氷河トレッキングのツアーは2種あり、1つはこの入り口まで歩いてそこで氷河を見て戻ってくる簡易ツアー。もう1つはこの氷河の中に入り込んでいく本格的なものです。私は1回目は簡易なものに、2回目に来た時には本格的なものに参加しました。体力があれば本格的なものに参加するのをおすすめします。ただ晴れている日であれば簡易ツアーでも十分に氷河の美しさを体感できると思います。私は2回目に本格的なものに参加しましたが、この時にはやや天候は荒れていたので、1回目のような優しい氷河から、だいぶ手厳しい氷河まで、2つの顔をみることになりました。
氷河の中に入っていきます。ここから下の写真は私達が2回目に訪れた時で、太陽が雲で隠れ、氷河が一転して厳しい顔つきをしています。