アイスランドの旅: 自然と冒険の記憶の巻 流氷編

Travel Abroad

3. 流氷を見に行く
アイスケイブの入り口とダイアモンドビーチは隣接しています。おそらくですが、このビーチまで来ることができたということはそこまで天候が荒れずに、ここに辿り着いたということなので、高い確率でアイスケーブには入れるのではないかと思います。私達が最初にトライしたときは、この場所にすら辿り着けませんでした。

この氷はどこから流れてくるのか?アイスケイブは文字通り氷の洞窟ですが、この洞窟を覆う遥かに巨大な氷河が割れて海に流れてくるのです。私の背丈を優に超える巨大な氷塊が川を流されていきます。アイスランドはSF映画で見たどこかの惑星にいるような気持ちになる場所ですが、このダイアモンドビーチはまさにそういった場所になります。

別の惑星にいるような異様な感じがするのは、自分たちが普段目にするものより1つ1つが遥かに大きいからです。川が巨大な氷塊を果断なく海に流し込んでいきます。ここでふと目を離しても、ロンドンに戻っても、とめどめなくこの運搬作業が続いていくことを考えると気が遠くなります。どれほど見ても飽きることがなく、何時間でも見ていられるような気がしました。

1つ1つの流氷のかけらはまさにダイアモンドのようです。

(↑)この河辺の後ろ側がアイスケイブに入り込む前のベースになっています。タイヤだけで自分の背丈ほどあるスーパートラックが並んでいます。
(↑)この流氷はそれぞれ背丈ほどあります。手頃なサイズのものを見つけてよじ登れば、氷河の上に乗ることもできます。