赴任者に配られるマニュアルの中にVISAが入っていたので、はいはい、そうだよねと思っていたのですが、良く考えると私はVISAのことを良く知らず。「いざ出陣」と大阪(英国の場合は東京と大阪でVISA取得できる)に向かっている最中にパスポートがあるのになんで必要なんだと思い始める始末でございます。新幹線の中で調べていたところ、
パスポート:それを持っている人が日本の国籍を持っていることを証明するもの。自分の国籍がある国が発行してくれます。
VISA :渡航先に渡航することを許可する証明書。渡航先が発行するもの。
ということのようです。日本のパスポートがサイキョーと言われるのは、VISAなしで渡航できる国が多いからなのですが、これは観光ビザなどの短期間のものに限定されるようです。私のように仕事で長期で滞在する場合には、英国でもVISAが必要だということです。
英国のEU離脱は移民問題が起点になっている(英国市民は国外からの移民に英国内での仕事を奪われているとの声)ので、渡航許可が厳しくなっていたりするんでしょうか。果たして私の渡航は許可されるのか。
新幹線で大阪へ。英国VISAセンターは新大阪から20分くらいの松屋町駅というところ。駅からはそんなに遠くなく歩いて5分。下のような建物の前に着きます。
10階に登るとガードマンが待っておりました。いや待ち伏せしておりました?ALSOKにいそうなお兄さんですね。360度どこからみても日本人のようです。「ご予約の方ですね」と聞かれたので、はいと答えると5分ほど部屋の前で待つように指示があります。5分待って中に入ると厳重な荷物検査があります。この中に超VIPでもいるのですかいなというような物々しさです。
ここからはちょっとした10名ほどの待合いスペースで、呼ばれるのを待ちます。部屋の横にTVがかけてあって、Great BritainがいかにGreatかを延々と説明しています。トランプ大統領の「俺の功績やばいだろ」の演説ばり。呼ばれたら申請書類などを提出して適宜質問に答えます。最後にVISA用の写真をパチっと取られます。私も「映える」ように超笑顔を献上。全部で30分ほどの手続きを経て終わりです。
そしてみなさん、VISA面接ですが「全部日本語です」。どんなことを聞かれるのだろうと思う方もいるかもしれませんが、ほぼ何も聞かれません。書類のチェックだけです。名前と生年月日さえ言えれば問題ないという程度(しかも日本語で)です。ご心配なく。
なお、郵送でパスポートが送られてくるのはだいたい1週間ほど後。色々オプションがあって、早く返送されるものや携帯に認可がおりたことの連絡がくるサービスなど。
無事に取れますように〜
追伸 無事に取得できました。VISAの写真の画質アラクネ?映えてねえー。